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Yu.L.バンダジェフスキー博士の本を再度目を通した・・・その1

Written on 2012年10月14日日曜日 | 18:23

 栃木県佐野市で小出裕章教授の講演会を聞いた。その講演会で小出氏の言葉で「放射能には勝てません!無敵です!」と聞かされた。小さな子供さんを持つ親たちはどう感じただろう。
福島県では現実を直視できないでいる方々が多くいると私は感じる。もはや、考えることすら疲れてきているのかもしれない。耳も塞ぎたくなるだろう。家族の為に何もできない自分を責めている人もいる。安全神話が崩れても、まだ安全であるかの如く原発再稼働、再開発。政府はどこまで市民をバカにすれば気が済むのか。呆れるばかりです。


そんな中、再度、本を読んでみたが、小出氏の言葉を信じないと どうも取り返しのつかないことになりそうだ!貼りつけたグラフは矢ヶ崎克馬教授のパワーポイントからお借りしたものですが、本では亡くなった大人と子どもの器官の放射線同位体蓄積となっている。子どもは甲状腺、次いで筋、小腸となっていてすべての重要んだと思われる臓器に蓄積されている。大人も甲状腺、筋、次いで肝臓と小腸となっている。更には、脳にまで蓄積し、肥田舜太郎医師「ぶらぶら病」と名づけ注意を促していることの信憑性を裏付けている。断言は出来ないが、実際に福島では記憶力が悪くなったと多くの市民の声を聞き、一人で生活できていた老人が、1週間も立たずに言葉も歩くことも出来なくなったとの話もある。


「突然死の場合の99%に筋心不調があった」している。Yu.L.バンダジェフスキー博士と関連が深いミシェル・フェルネックス医学博士に福島県で突然死された3名の高校生の事を話し、放射線との関連性を聞いたのですが、彼は「放射線以外に何が考えられるのか?」と逆に問いかけられる始末。福島第一原発で働いていた労働者の死亡は、東電が何と言おうが、間違いなく放射線の影響と言えるだろうが、最近除染作業中又は、作業後に亡くなった3名の除染作業員はどうだろうか?除染作業にあたる際、皆 健康診断を提出する。今頃になって持病が有ったなどとは通らない話であり、現場ではろくにマスクやゴーグルも装着せず作業をしている。管理がなされていないし、教育も適当なのがわかる。命に関わる問題で、もっと深く考えて欲しい。


動物実験の結果でも「女性よりも男性のほうが強く蓄積する」 とがハッキリしている。川俣町に浪江から避難している方で、ホールボディカウンターで計測し、旦那さんが約2万Bq、奥さんが約1万Bqの方がいるが、同じ物を食べているのにやはり、倍の開きがある。南相馬市立病院の坪倉医師は問題ないとしているが、Yu.L.バンダジェフスキー博士の本を読んだ者としては心配である。
                             

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